政策には逆らわない

公的年金がリスク・オン

約130兆円の公的年金資金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は31日、株式運用の割合を5割に高めることを柱とする新しい資産構成の目安を発表した。

年金 積極運用に転換 GPIF、株で5割に:日本経済新聞社

こうなると株価は絶対に下げられない状況になっていきます。

私が考える資産形成での優先事項は

  1. 税制等の制度を勉強しフル活用すること
  2. 政策には逆わない

この2点です。

1.税制等の制度を勉強しフル活用すること

相場の上げ下げは予想はできても必ず的中させることはほぼ不可能。ましてや実際の投資では「上がる・下がる」というだけでなく、値幅や時期も含めて的中させなくてはいけません。

相場の予想は不確実ですので、時間をかけて調べたり勉強しても身を結ぶとは限りません。それよりも優先すべきは制度を勉強し、手間がかかっても必要な手続きをすることです。これらは確実にリターン(ロスを防ぐという意味でも)を得ることができます。

2.政策には逆わない

相場の世界では「Trend is friend」という言葉をたまに聞きますが、そのトレンドを政府がつくろうとしているのであれば、逆らう理はありません。

一点注意が必要なのは、あくまでも日本政府の政策ということです。円ベースでの株価下落はなんとしても食い止めるでしょうが、ドルベースではさほど変わらないかもしれません。そうなるとどうなるか。そういったことも考慮しながらポートフォリオを検討すると良いのではないでしょうか。

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